「第２６回みなみの桜と菜の花まつり」（実行委員会主催）が開かれている南伊豆町の青野川沿いで、河津桜が見頃を迎えた。町役場付近の桜並木は八分咲き―満開となり、温かな気候に恵まれた１５日は多くの花見客でにぎわった。
　河津桜は川の両岸４キロほどに約８００本植えられている。花見客は人力車に乗りながら桜のトンネルを見上げて楽しんだり、桜と歩道脇に咲く菜の花を一緒に写真に収めたりしてまつりを満喫した。
　東伊豆町稲取から友人５人と訪れた久我谷久美子さんは「昨年も同じ時期に花を見に来た。南伊豆に咲く桜と菜の花はとてもきれいで見事。香りも良いわね」と笑顔で話した。
　同まつりは３月１０日まで。