潮の響

潮の響=はたらけど物価高騰

 井上靖の『しろばんば』で、湯ケ島に暮らす主人公の洪作少年が石川啄木の短歌を教わる場面がある。〈函館の青柳町こそ悲しけれ、友の恋歌矢車の花〉など、小説の舞台になる大正時代としては刺激的な恋の歌で洪作少年も影響を受ける▼啄木といえばこのように...

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