東伊豆町稲取の細野高原で「山の日」の１１日、「東伊豆アドベンチャーラリー２０２３」が開かれた。首都圏や伊豆各地からファミリー、カップル、友人グループなど５２組１４６人が参加して、広大な草原を舞台に“冒険レース”を楽しんだ。
　
　■首都圏や伊豆各地から　１４６人がラリー
　
　アウトドアイベントを企画・運営する「エクストレモ」（本社・東京都墨田区）が町の協力を得て、２０１５年から開催している。トレッキングとオリエンテーリング、ゲームチャレンジを組み合わせたラリーで、細野高原に１０カ所のチェックポイント（ＣＰ）を設けて実施した。
　参加者は地図とコンパスを頼りにＣＰを目指した。制限時間内に全ＣＰをクリアしようと駆け出すチームもあれば、のんびりと草原を歩く家族連れの姿も見られた。各所にニュースポーツ「モルック」や風景写真の並べ替えなどの課題があり、チームで協力して挑戦した。
　東京都から家族４人で初参加した４０代男性は「目標は優勝。家族愛を深めたい」と意気込みを語り、３回目の参加という熱海市の三好明さん（４３）は「景色が良く、自然を感じられるのが魅力」と話し、細野高原を満喫した。