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秋に吉佐美大浜で「アロハシャワー」 「ビッグシャワー」の思いつなぐ―下田

 下田市の吉佐美大浜海岸で9月30日と10月1日、フラダンスと海洋浴の祭典「アロハシャワー2023」(実行委員会主催)が開かれる。21回続いたアフターサマーイベント「ビッグシャワー」の後継イベントで、新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。名称や時期を変更し新たに開催する。
 ビッグシャワーは夏の観光シーズンのピークを過ぎた盆明けの集客イベントとして長年、観光客や住民に親しまれてきた。しかし、近年は9月になっても暑い日が続き、イベントを開催しなくても自然と観光客が訪れる。新型コロナで3年連続中止になり、実行委の人手や金銭面の不足も重なって打ち切りを検討していた。
 そんな時に、市観光協会アドバイザーの菊地勉さんが「下田の海の魅力をアピールするには継続が必要だ」などと呼び掛けた。ビッグシャワーではフラダンスチームのステージがあり、下田のきれいな海をバックに踊れるとあって需要が高かった。そこで、よりフラダンスに着目したイベントにしようと名称を変えて開催を決めた。時期も9月上旬から、涼しくて踊りやすい下旬に変更した。
 全国からフラダンスチームが10チーム以上参加予定で、これまで同様にビーチヨガやズンバ、ビーチフラッグなどのアクティビティも実施し、充実した露店も並ぶ。
 実行委員長の鈴木晴一朗さんは「ビッグシャワーの思いをつないで4年ぶりに開催する。楽しみにしていてほしい」と力を込める。
 8月10日まで、フラチームや露店出店者を募集している。申し込みは市観光協会〈電0558(22)1531〉へ。

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