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白色に半化粧し昆虫誘い 松崎町の旧依田邸でハンゲショウ見頃

 松崎町大沢の旧依田邸でハンゲショウが葉を白く染め、小さな花を咲かせて見頃を迎えている。白い化粧に誘われて、チョウなども羽を休めている。
 ハンゲショウはドクダミ科の植物で、開花時期に葉の半分ほどが化粧するように白くなることや、「夏至」から11日後の「半夏生」の頃に開花することが名前の由来とされる。花は今週がピークで、白い葉は今月末ごろまで。7月上旬は葉が緑色に戻っていく様子を楽しめる。
 同施設裏庭の芝生広場にある池で、約300平方メートルにわたって群生している。管理しているNPO法人伊豆学研究会の渡辺攻さんは「仲間と間違えるのか白いチョウがよく飛んでいる。梅雨の風物詩を楽しんでほしい」と話した。
 同施設は木曜定休で、開館時間は午前10時~午後4時。

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