伊豆の国市神島地区の狩野川河川敷に市と国土交通省が整備していた「狩野川神島公園（愛称・川の駅　伊豆城山）」が１日、オープンした。市と国交省はオープニングセレモニーを開き、新たな施設の完成を祝った。
　山下正行市長は「素晴らしいロケーションの中、さまざまな体験ができる公園が誕生した。新しい伊豆の魅力となることを願っている」とあいさつした。国交省沼津河川国道事務所の辛嶋亨所長は「河川空間と町のにぎわいを融合した『かわまちづくり事業』は、間違いなく地域の活性化に役立つ」と期待を込めた。
　式典の後、出席者の代表が城山と狩野川をバックにテープカットとくす玉割りを実施した。伊豆ジュニアブラスのファンファーレとともにテープが切られてくす玉が割られると、出席者から大きな拍手が上がった。
　公園は約１・７キロ区間・広さ約１４ヘクタールの河川敷に整備された。園内に、スケートボードやおもしろ自転車などを体験できる多目的広場、ドッグラン、芝生広場、自転車用オフロードコースなどがある。オープン初日には、ステージイベントやヨナグニウマ乗馬体験、キッチンカー＆マルシェなどの催しが繰り広げられ、多くの人でにぎわった。