熱海伊東法人会(川口健会長)は14日、熱海市田原本町のJR熱海駅ビル「ラスカ熱海」前で無料試飲会「静岡の地酒のみくらべ会」を開いた。そろいの法被姿の会員や熱海芸妓(げいぎ)らが吟醸王国「静岡」のよりすぐりの日本酒とこだわりの地ビールを振る舞い、市民や観光客に魅力を伝えた。
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酒税の理解促進や吟醸王国をアピールし、リピーターを増やそう―と昨年に続いて開いた。海上花火大会の開催日に合わせて実施し、県内の日本酒23蔵と地ビール2蔵が参加した。長い列ができたため、予定より5分ほど早く開始した。
観光客らは気になる日本酒や地ビールを選んで試飲した。相模原市から訪れた夫婦は「静岡が吟醸王国とは知らなかった。特に臥龍梅(三和酒造)がおいしかった」と笑顔で話した。
熱海伊東間税会、熱海酒類行政連絡協議会が共催し、熱海税務署、市観光協会、熱海温泉ホテル旅館協同組合が後援、県酒造組合が協力した。