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白浜大浜で全日本種目別 世界へ514人競う ライフセービングー下田

 世界選手権の日本代表選手選考を兼ねた第36回全日本種目別ライフセービング選手権大会(日本ライフセービング協会主催)が17日、下田市の白浜大浜海岸で開幕した。地元の下田、南伊豆などを含む全国55のライフセービングクラブ、大学から514人が出場し、日頃の活動、トレーニングの成果を競っている。18日まで。
 
  白浜大浜は1992年に日本で最初の世界選手権の舞台となった地で、全日本選手権の開催は2年連続。泳力を競うサーフレース、ボードを使ったサーフスキーレースやボードレース、砂浜での徒競走であるビーチスプリント、ビーチフラッグスなど、海上と陸上合わせて7種目でスピード、着順を争った。
  初日は波、風とも穏やかで、絶好の競技コンディションとなった。日々の活動で真っ黒に日焼けした選手は、各種目で熾烈(しれつ)なレースを展開。海上種目のサーフスキーレースやボードレースでは水しぶきを上げて海上を疾走し、ビーチスプリントでは砂を巻き上げながら砂浜を走り抜けた。
  約20人の選手が出場する下田ライフセービングクラブの理事長で、初日にサーフスキーレースなどに出場した山口智史さん(39)は「われらのホームビーチ。気持ち良く競技を行い、良い結果を残したい」と話した。

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