下田市の吉佐美大浜海岸で３０日、フラダンスと海洋浴の祭典「アロハシャワー２０２３」（実行委員会主催）が始まった。下田のきれいな海をバックに、華やかな衣装をまとったフラガールがダンスを披露して会場を沸かせた。１日まで。
　２１回続いたアフターサマーイベント「ビッグシャワー」の後継イベントで、新型コロナウイルスの影響で４年ぶり。名称や開催時期を変更し、新たに開催した。
　地元と首都圏を中心にフラチーム１３団体が集まり、レイやカラフルな衣装で着飾ったフラガールが華麗に踊った。青い海と空がフラガールのバックに広がり、会場はハワイのような空気に包まれた。同市内で活動する「フラ　ハーラウ　オ　エフカイ」の鈴木澪さん（河津中３年）は「ビッグシャワーの時にも踊っていて、久しぶりでうれしい。ハワイのような雰囲気で楽しかった」と笑顔を見せた。
　会場にはガーリックシュリンプなどのハワイアンフードから定番の屋台グルメまで、さまざまな露店が並んだ。筋肉ビーチコンテストやコーラ早飲み大会といったアクティビティも盛り上がった。山火事被害のあったハワイのマウイ島支援につながる体験コーナーも人気を集めた。
　実行委員長の鈴木晴一朗さんは「真夏のように暑く、多くの人が２度目の夏を満喫してくれたと思う。下田の海を楽しんでもらえてうれしい」と話した。
　１日は午前１０時～午後３時。問い合わせは市観光協会〈電０５５８（２２）１５３１〉へ。