伊豆市上白岩の中伊豆室内温水プール「ふれっぷ」は30日、通算の入場者90万人を達成した。指定管理者の伊豆スイムサポート(水野隆一郎代表)が記念セレモニーを行い、節目を祝った。
90万人目の入場者は、同市柏久保の下山完さん(77)。5、6年前から毎日通い、腰や膝の痛み改善のための水中ウオーキングに励んでいるという。
菊地豊市長とくす玉を割り、花束や記念品を受け取った下山さんは「たまたまのタイミングで、少し恥ずかしい。今後も通いたい」と話した。菊地市長は「水泳は体に良いスポーツ。これを機に市民の健康、スポーツ意欲が高まれば」と期待した。
同プールは2000年4月にオープン。水泳や水中運動などの教室も開き、年間約5万人が利用している。14年に利用者60万人、16年に70万人、18年に80万人を突破。今年4、5月は施設改修や新型コロナウイルスの影響で休館した。