• NEW
    伊豆新聞本社 採用情報

狩野川流域対象 出水期前に合同巡視―河川国道事務所

 国土交通省沼津河川国道事務所は8日、狩野川流域を対象にした2020年度の「重要水防箇所」合同巡視を実施した。流域の4自治体(伊豆市、伊豆の国市、三島市、函南町)と地元の水防団(消防団)、建設業協会、建設コンサルタンツ協会の関係者らが参加し、既存堤防の問題点や、今後改善が必要な地域の課題などを再確認して回った。
 雨が多くなる出水期を前に実施することで、未然に意識を共有し、万一の際の水防活動が円滑に行われるようにする狙いがある。狩野川の出水期は、降雨が増える6月中旬から9月末までを指す。
 伊豆市修善寺地区の狩野川左岸では、約40人が参加して「堤体漏水」の危険を確認した。堤体漏水は、堤防の内側の土に川の水が染みこむことで、反対側(裏手)ににじみ出し、決壊などの恐れを生じやすい箇所を表す。阿部聡副所長は「万一の際、特に消防団の皆さんには(堤防の)裏側から川の水が漏れ出していないかをしっかりと確認してもらい、適切な対処をお願いしたい」と呼び掛けた。
 右岸の野尻川合流点では、堤防の低さに伴う越水や溢水の危険をチェックした。この後、一行は「内水注意箇所」となっている函南町の柿沢川や、三島市の大場川も巡回した。
 9日は沼津市、長泉町、清水町でも行う。

      社会

      最新記事

      伊豆新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      ニュースカレンダー