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「自然と命」伝える画廊―3代目江戸家猫八さん次女 伊東にオープン

 動物ものまね芸人、3代目江戸家猫八さんの次女でイラストレーターの江戸家猫ハッピー(本名・岡田満世)さんが、伊東市八幡野にギャラリー「猫満福庵」を開いた。自身の体験などをきっかけに「自然と生命の大切さ」をコンセプトに据えたギャラリーで、27日まで第一弾として写真展「やさしい母さんとおちゃめなウリ坊」を開催している。
 
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 岡田さんは2014年に大病を患い、命について考えるようになった。自然の中で生活したいと21年、伊東に移住した。海と山がある豊かな伊東市の環境に魅了され、夢だった画廊を7月に開いた。
 動物写真家で写真絵本作家の矢野誠人さん(39)=兵庫県=の作品に感動して伊東市での開催を依頼し、第一弾として写真展が実現した。矢野さんが10年間にわたり撮影した野生のイノシシの写真四十数点が並ぶ。昼寝したり、母親の乳を飲んだりする子どものイノシシの貴重な姿が見られる。
 今後は伊豆半島で活躍するアーティストの作品の展示や動物のものまね教室の開催などを企画し、地域貢献に意欲を示す。岡田さんは「多くの人にいろいろな作品を紹介したい」と話した。
 午前11時~午後5時。大人100円、高校生まで無料。場所はすいらん荘別荘地内。詳細は同ギャラリー〈電0557(27)1351〉へ。

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