幕臣山岡鉄舟が東京・谷中に開いた寺「全生庵」に寄宿し、帝国大医学部で学んだ西山五郎(1864~1940年)は卒業後、鉄舟の弟子が住職を務める河津・見高の真乗寺で診療を始めた。隣村の田村又吉村長に請われて稲取に移ると、約半世紀にわたり地域医...
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