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宿泊2施設がコラボ 湯めぐり手形、宿泊客に発行—伊豆の国・古奈

 伊豆の国市古奈の老舗温泉旅館「おおとり荘」と温浴宿泊施設「弘法の湯本店」が今月、それぞれの宿泊客がもう一方の温泉に入浴できる「湯めぐり手形」の発行を開始した。誘客促進につなげようと2軒が力を合わせて初めて企画した。
 手形発行を思い付いたのは、おおとり荘支配人の原勝政さん。熊本県黒川温泉の入湯手形や兵庫県城崎温泉の外湯めぐりなどを参考にした。地域全体での取り組みは難しかったことから、まず隣り合い徒歩1分で行き来できる2軒でスタートすることにした。弘法の湯本店もこの企画にもろ手を挙げて賛同した。
 それぞれの宿の宿泊客がチェックイン時に手形を受け取る。もう一方の宿で手形を見せると、その宿の温泉に入ることができる。おおとり荘には眼下に狩野川、遠くに富士山や箱根を望む二つの内風呂と展望露天風呂があり、弘法の湯本店では、北投石などを使った岩盤浴、ミストサウナ、露天風呂などを堪能できる。
 弘法の湯本店の担当者、市川雅俊さんは「それぞれの施設の温泉には、違った魅力がある。弘法の湯で湯治気分を味わい、おおとり荘で景観を楽しんで、心身を癒やしてほしい」と語った。原さんは「互いのお客さまに、新たな楽しみを提供することができるようになる。将来的に他の旅館や飲食店などにも加わってもらい、地域全体の活性化につなげていきたい」と期待を込めた。
 湯めぐり手形は当面、10月末まで発行する。おおとり荘は1万5千円以上のプラン利用者、弘法の湯本店は1泊2食付きプラン利用者が対象となる。詳細は各施設のホームページを参照する。

      9月 3日の記事

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