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伊豆高原駅に初の足水 旅行者に涼感届ける―伊東

 伊豆急行は今夏、伊東市八幡野の伊豆高原駅で足水を提供している。記録的な猛暑を受けた初の試みで、駅前の足湯「美足(おみあし)の湯」に冷水を張り、涼を感じるスポットとして人気を博す。同社担当者は「親子連れを中心に利用が目立つようになった」と話す。31日まで。
 猛暑時でも快適な旅を提供しようと企画した。普段は掛け流しの温泉を注ぐ浴槽に水を張り、「涼」と書いたのぼり旗や風鈴を飾って涼しさを演出した。
 特に子どもの利用が多く、15日午後3時ごろには3組の親子連れが同時に利用した。東京都から訪れた6歳の男児は冷たい水に足を入れて「気持ちいい」と話し、ご満悦だった。
 今年は網代観測所で7月の月間平均気温が観測史上最高になるなど記録的な猛暑で、担当者は「暑さで足湯の利用者はほとんどいなくなっていた。急いで足水を準備した」という。午後4~5時は水を抜く。31日以降も天候により足水を継続する場合がある。

      8月16日の記事

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