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睡眠検査を導入 東部2カ所目 脳波で詳しい質、量―伊東市民病院

 伊東市岡の伊東市民病院は、新サービスの睡眠検査を導入した。睡眠の不足や質の悪化が重大疾患につながるリスクが高まるとして睡眠の重要性が見直される中、睡眠状態を詳しく知りたい人の利用を呼び掛けている。脳波で睡眠を検査するサービス導入は、県東部ではNTT東日本伊豆病院(函南町)に次ぎ2カ所目だという。
 
 筑波大の睡眠研究所「国際統合睡眠医科学研究機構」を母体とする企業「S’UIMIN(スイミン)」が開発したサービスを導入した。▽入院検査と同等の精度で睡眠状態が分かる▽詳しい睡眠の質や深い睡眠の量が正確に分かる▽睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクが分かる―などの特徴がある。
  病院で受け付け、入金した後、水曜日に検査に必要な機器一式が宅配される。検査は2晩、5晩の2プランがある。額や耳裏に貼った電極をデバイスにつなげる他、指輪型センサーで酸素飽和度を調べることもできる。
  検査結果はオンラインで見られるが、市民病院は紙媒体も郵送する。5晩プランでは、専門家による具体的アドバイスもある。小西直人ドック・健診センター長補佐は「日中に眠くなるなど、睡眠に疑問がある人は検査してほしい」と話す。
  10月31日までは5晩が1万8千円、2晩が1万2千円(ともに税込み)と通常より低料金になるキャンペーンを実施している。問い合わせは市民病院ドック・健診センター〈電0557(37)6308〉へ。

      7月26日の記事

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