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田方農業高OGのパン職人鶴田さん 新商品開発コンテストで金賞

 三島市出身のパン職人鶴田柚稀さん(21)=東京都在住=が、国内パン業界の登竜門的な大会「第27回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」リテール製品部門で金賞を受賞した。大賞に次ぐ賞。田方農業高生時代に「全国高校生パンコンテスト」で大賞を取れなかった悔しさをばねに挑んだ。
 鶴田さんは同校、専門学校を卒業後、パレスホテル東京に就職した。
 新製品開発コンテストは、カリフォルニア・レーズン協会が主催する。今回はコンビニエンス製品、リテール(小売り)製品の2部門に、計169作品の応募があり、書類審査を通過した21人が最終審査(作品製作など)に進んだ。
 鶴田さんは外側はカリッと中はふわっとしたハード系の「パルタジェ・レザン」で臨んだ。レーズンをたっぷりと使用し、ナッツ類、ユズピール、種にショウガの絞り汁を入れフルーティーな味にまとめた。
 悔しさをにじませながらも「持ってる技術や成果を出し切り、120パーセントの力を出せた。来年のコンテストで大賞受賞、クープ・デュ・モンドというパンの世界大会の日本代表になり、女性のパン職人として、日本で名の知れる職人になりたい」と力を込めた。
 全国高校生パンコンテストは「パン祖のパン祭」(伊豆の国市)のメインイベント。鶴田さんは1、2年生のときに出場し、どちらも最終審査まで進んだ。鶴田さんを指導した田方農業高食品科学部顧問の石田鉄弥教諭は「日々〝ちょっと〟の頑張りを積み重ね、プロの中の金賞につながったのではないか。この悔しさが次につながる。鶴田さんに関われてうれしい」、パン祖のパン祭大会委員長の杉山大一さんは「勝ち進めたのは努力とアイデアがあったから。忘れてはいけないのは、石田教諭への感謝。技術の向上を楽しみにしている」とたたえた。
 受賞した作品は今月中旬から同ホテルで販売する予定。

      7月 6日の記事

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