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しだれ桃の里まつり開幕 118段ひな飾りお目見え―下田市

 下田市の蓮台寺地区で24日、「しだれ桃の里まつり」(実行委員会主催)が開幕した。天神神社の階段には「日本一」をうたう118段のひな飾りがお目見えし、住民や観光客を楽しませている。しだれ桃は現在二分咲きほどで、今月末ごろに見頃を迎えそう。まつりは4月7日まで。
 
 ひな飾りは新たな地域活性化事業として2年前から、同まつりに合わせて展示している。雨天時を除いて毎朝、同神社近くの下田高の各部活動生徒が交代で約400体を並べる。壮観な光景が境内まで続き、訪れた人は階段の途中まで上って記念撮影を楽しんでいる。
 周辺も含めて約450本が植わる「しだれ桃の里」では、ここ数日の寒さで開花が進まず、例年より1週間ほど遅れている。見頃になれば、白やピンク色の花が辺りを彩る。
 同神社前の広場での開会式で実行委員長の稲葉直さんは「蓮台寺を訪れた人が楽しんで満足できるようなまつりにしていきたい」とあいさつした。同校吹奏楽部が「うれしいひなまつり」などを演奏して盛り上げた。
 同神社にある国指定重要文化財「大日如来坐像」の特別開帳、地元作家の芸術展、チケット制(1枚千円)の湯巡りイベントなどもまつりの関連企画として催されている。
 ひな飾りの展示と同里の開放は午前9時半~午後3時半。問い合わせは市観光協会〈電0558(22)1531〉へ。

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