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国際カジキ釣り大会開幕―下田近海で3日間

 世界有数のカジキ釣りの漁場である下田近海を舞台にした「第45回国際カジキ釣り大会」(NPO法人ジャパンゲームフィッシュ協会主催)が21日、下田港を拠点に開幕した。日本各地から107チーム約600人が参加し、23日までの3日間、釣果を競う。
 
 初日はタグを付けてリリースしたものも含めて16本が上がり、迫力満点のカジキがつるされると見物客らから歓声が沸いた。
  競技はカジキの重量やラインの太さなどを掛け合わせてポイント化し、3日間のトータルで争う。初日は風や波があったものの、水温26度前後で潮もよく、まずまずのコンディションだった。各チームは早朝に下田港を出港し、カジキの魚影が濃いポイントを探して大物を狙った。
  午後3時の競技終了時間を迎えると、各チームが続々と帰港して審査、検量を受けた。死闘を繰り広げたカジキと一緒に記念写真を撮って喜びをかみしめた。
  110・8キロのクロカジキを釣り上げた三枝正さん(54)=東京都=は「ファイト時間は40分だった。ラインが300メートル出て、寄せては離れての繰り返しで大変だったけれど、船に上げた時には感動して腰が抜けた」と笑顔を見せた。

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