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昭和の大時計 今も稼働 伊東駅で30年使用―きょう「時の記念日」

 6月10日は「時の記念日」。伊東市湯川のかめやビル(オーナー・萩原正明さん)に、昭和の時代にJR伊東駅で使われた大時計が大事に保管されている。通りに面したビルの階段の入り口で今も動き、伊東の時を刻み続けている。
 
 時計は30年ほど前、駅の大時計を交換する際に萩原さんが譲り受けたという。ちょうどビルを建てるタイミングだったため、時計を通りから見える入り口に飾り、記念のプレートも添えた。
  時計の直径は90センチで、伊東駅舎で30年間使われた。萩原さんの家族は「もったいないからもらったけれど、よく動いてくれている」と話した。
  時の記念日は天智天皇が水時計で時を知らせた故事にちなみ1920年に制定された。

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