伊東市の絵本作家で10月初旬まで本紙で「いずのペンギンさんちだより」を連載していたいわいとしおさんが、人気の「100かいだてのいえ」シリーズ最新刊「ぬまの100かいだてのいえ」(偕成社)をこのほど出版した。
「うみ」「そら」「もり」に続く第6弾の本作は、ある目的で沼の底へ向かうオタマジャクシのウズが、ザリガニやウーパールーパーなどさまざまな生き物に出合い変化していく冒険物語で、意外な展開を楽しめる。
「子どもたちに空想する楽しさを味わってほしい」と願ういわいさんは、伊東での暮らしから多くのインスピレーションを得ている。沼のイメージは一碧湖の沼池(伊東市)やシラヌタの池(東伊豆町)などを参考にしたという。
14日にサイン会
刊行を記念して14日、伊東ショッピングプラザ・デュオ内の「本のサガミヤ」でサイン会を催す。午前10時半、10時50分、11時10分、午後1時半、1時50分、2時10分からの6回に分けて開く。予約優先。同店ホームページの専用フォームで申し込める。問い合わせは同店〈電0557(32)0303〉へ。