三島市立徳倉小の児童は東京オリンピックに向け、同市をホストタウンとする米国男子バレーボールチームの応援はがきを作った。5月中旬に日本郵便の手紙支援事務局経由で米国に送る。「三島に来てくれてありがとう」「オリンピックに向けて頑張って」など、児童たちが英語で心を込めて書いたメッセージを届ける。
同小はオリンピック・パラリンピック教育推進校。児童たちは、昨年9月、同チームが市内で行ったワールドカップ2019直前合宿の練習を交流の一環で見学した。
はがきは、ALT(外国語指導助手)の指導のもと、昨年度の5、6年生153人が、1月に英語の授業で完成させた。児童たちは、オリンピックに向けた応援メッセージや三島市の紹介文、選手の似顔絵や、富士山の絵を描くなど工夫した。
応援はがきは日本郵便の「ホストタウン相手国・地域へお手紙を送ろう!」企画で実施。市商工観光課は「子どもたちの応援はがきが、新型コロナウイルス感染症拡大で、練習が思うようにできない選手たちの励ましになればと思う」と話している。