東伊豆町稲取の宿泊・レジャー施設「伊豆リゾートヴィラ」に、米国発祥のニュースポーツ「ピックルボール」の国内最大規模となる全20面のコートが誕生し20日、オープニングセレモニーが開かれた。運営する伊豆バイオパークが地元やピックルボール日本連盟の関係者、プロ選手らを迎えてテープカットや始球式で祝った。
ピックルボールはテニス、バドミントン、卓球の要素を融合させたラケットスポーツで、1965年に米国で考案された。コンパクトなコートでプレーでき、ルールが比較的シンプルなため、年齢性別を問わずに楽しめる競技として国内でも普及が急速に進んでいるという。
伊豆リゾートヴィラは健康増進、スポーツ振興、観光誘客につなげる狙いで、テニスコート20面のうち6面を改修して専用コートを整備した。全国規模の大会や合宿の誘致も視野に入れる。
セレモニーで伊豆バイオパークの宮崎靖志社長は「ピックルボールの可能性を確認してコートを整備した。今後聖地となるように努めていきたい」とあいさつ。坂田真一支配人は「テニスブームを支えた場所が令和に入り、発展めざましいピックルボールコートに生まれ変わるのは感慨深い。多くの笑顔が生まれ、全国から多くの人に来てもらうことで交流人口の拡大と地域活性化に貢献したい」と力を込めた。
岩井茂樹町長らを交えてのテープカットに続き、町観光PR大使の武田いづみさん、広瀬みみさんが「レッツピックル」のかけ声に合わせファーストサーブ(始球式)を行った。プロ選手らによるデモンストレーションの後、セレモニー参加者もパドルを手にプラスチック製ボールを打ち合った。
宿泊以外のコート利用は1面1時間2200円(税込み)。伊豆半島の住民は1100円(同)で、9月末まではパドルなどを無料で貸し出す。問い合わせは伊豆リゾートヴィラ〈電0557(95)3935〉へ。
