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熱視線＝松崎出身の彫刻師・石田半兵衛一族〈下〉

2024年11月26日掲載
PS40638-49248

大嶽山那賀都神社の本殿側面の彫刻。写真を撮る都留市郷土研究会の奈良さん（左）と小幡さん。ここに銘もある

熱視線＝松崎出身の彫刻師・石田半兵衛一族〈下〉関連写真

屋根や軒下などの構造は独特の本殿。半兵衛の四男・俊秀が建物、彫刻を手がけた。覆い屋の中に大切に保存され、本殿は非公開、機関誌未掲載＝山梨市の大嶽山那賀都神社本殿、下３点も

本殿は１８７７（明治１０）年の制作で、俊秀の精緻な彫刻が至る所に施される。左写真も含め大嶽山那賀都神社本殿

寺で言えば奥の院的な山奥の小高い岩山の上にあった本殿。日原宮司（左端）の特別な配慮で見せていただいた

随神門の部分アップ。門全体にも見事な彫刻が施される

山岳修験の一大霊場である大嶽山那賀都神社。随神門にも立派な彫刻が見られ、１９０４（明治３７）年に俊秀が制作＝山梨県山梨市、右の写真も

発刊された『郡内研究Ｎｏ３３・３４』の表紙にも使われた太宰府天神社の脇障子。２人の傑作とされる彫刻だ

細部にもこだわった息をのむほどの見事な彫刻。半兵衛、俊秀の親子の手により中国の故事などが彫り込まれている

動物なども生き生きと表現され、見る者を圧倒する＝右３点とも山梨県都留市、太宰府天神社

半兵衛と俊秀の合作である金山神社の神輿。１８６６（慶応２）年の制作で、彫刻は総金箔の立派なもの＝山梨県都留市

11月26日の掲載写真

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