うだるような暑さが続く中、熱海市田原本町の仲見世商店街で18日、ミストシャワーの噴出サービスが始まった。商店街には霧状の白いミストが漂い、散策する観光客や住民に涼を届けている。(熱海新聞 土屋七海)
同商店街の店舗で組織する熱海仲見世振興会(武山陽司会長)がにぎわい復活事業の一環として2012年に始めたサービス。商店街約50メートル区間に約30基の噴霧器が並び、15分間隔で噴霧している。
蒸し暑い陽気となった19日も同商店街ではミストの下を歩いて涼む観光客が見られた。手を伸ばしてミストを求める人もいて、夏の商店街散策の〝オアシス〟になっている。
武山会長は「暑いので、少しでも涼しげな雰囲気を感じてもらいたい」と話した。