南伊豆町で開催中の「第27回みなみの桜と菜の花まつり」(3月10日まで)の会場、日野の菜の花畑に今年も「菜の花ドア」と「菜の花迷路」が登場した。写真撮影や散策が楽しめるスポットとして来場者から注目を集めている。どちらも3月15日に終了する。
町商工会青年部がまつりのにぎわい創出のために設営し、今年で3年目。高さ2・8メートルのドアは畑内の舞台上に置き、菜の花と桜の造花で飾り付けた。
扉を開けると一面に菜の花畑が広がり、大阪府から仲間3人と訪れた桜井匠美さん(58)は「サイクリングの道中に畑が目に留まった。花もドアもとてもきれいで、撮影した写真をSNS(交流サイト)に投稿したい」と笑顔で話した。
畑の中を散策できる迷路の大きさは縦100メートル、横50メートルほど。子どもでも簡単にゴールできる作りにした。
催しに合わせて同青年部は、インスタグラムを使った「第2回菜の花フォトコンテスト」を実施している。ドアか迷路と一緒に人物やペットなどを撮影した写真が対象。同青年部のアカウントをフォローし、指定されたハッシュタグ(検索目印)と位置情報を付けて投稿する。応募期間は3月10日までで、入賞者には地場産品や町内で使える商品券を贈る。