熱海市初島で８日、地場産食材が堪能できるグルメイベント「初島漁師の丼合戦」（初島区事業協同組合主催）が開幕した。今年は２店舗増え、食堂街とＰＩＣＡ初島から１６店舗が参戦。店主の漁師らが朝どれの地魚や島野菜をたっぷり盛り込んだ自慢の一杯を振る舞い、島の魅力をＰＲしている。
　
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　１店舗につき１杯、同イベント限定のメニューを用意している。イカを三種の味で楽しめる丼や、島野菜の天ぷらと磯ノリを盛り込んだ丼、魚をごま油風味で味わう丼など趣向を凝らした逸品をそろえている。
　入り口付近にある「めがね丸」はマグロやイカなど５種類以上の魚介をのせ、秘伝のたれをかけた「初島うまい丼」を提供している。初日から丼目当ての観光客が続々と訪れて注文し、うれしそうに頬張った。「おいしい」「うまい魚がのっている」と喜んだ。他店も混み合い、店の前に入店待ちの列ができる店もあった。
　同イベントは早春のにぎわいづくりを目指し、１０年以上続いている。昨年は１万人が訪れ対象の丼を味わったという。
　協力する富士急マリンリゾートは期間中、食事券と乗船券をセットにした乗船券を特別販売し、オリジナルののぼり旗を並べるなどしてイベントを盛り上げている。