「水仙まつり」(実行委員会主催)が開催中の下田市須崎の爪木崎で、スイセンが見頃を迎えている。多くの観光客らが訪れ、連日にぎわっている。まつりは31日までだが、2月上旬まで楽しめそう。
園内には約300万本のスイセンが群生し、白くてかわいらしい花が風に揺れている。観光客は写真を撮ったり、ほのかに漂う甘い香りに心を癒やしたりしながら散策している。近くに咲く赤いアロエの花とのコントラストも楽しむ。
神奈川県小田原市から来た男性(78)は「数年ぶりだが、以前より整備されていてきれい。斜面にまで咲いていて美しい」と笑顔を見せた。
開花は例年より2週間ほど遅く、場所によってばらつきがある。これから平地面の開花が進んでくるという。問い合わせは市観光協会〈電0558(22)1531〉へ。