伊東市富戸の伊豆ぐらんぱる公園で9日、体験型イルミネーションイベント「伊豆高原グランイルミ」が開幕した。10周年を迎えた今回は光の海の冒険で巡り合う「発見」をテーマに、600万球以上の電飾で8万平方メートルの敷地を埋め尽くした。壮大な光の演出が、来場者を楽しませている。来年8月末まで。
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体長15メートルの「ダイヤモンドクジラ」や高さ7メートルの灯台のランタンが新たに登場し、和の世界を表現した「竹取エリア」を新設した。耳と目で世界観を楽しんでもらおうと、ヘッドホンで音楽を聞きながらイルミネーションを巡る機会を初めて設けた。上空を滑走する「ジップライン」やオーロラを表現した「フルカラーレーザーショー」などの人気のアトラクション、催しを今年も用意した。
家族で訪れた宇佐美の20代女性は「2、3年ぶりに来た。グレードアップしていてきれい」と喜んだ。
10周年記念の県民割を17日まで実施している。
問い合わせは同公園〈電0557(51)1122〉へ。