下田市の白浜大浜海水浴場に、ビーチバレーコートがお目見えし、若者のグループなどの人気を集めている。
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同海水浴場を運営する市夏期海岸対策協議会原田支部が新たに始めた有料の時間貸しサービス。海水浴場中央の管理事務所横に専用ネットを張ったコート1面を用意し、最初の30分千円、延長は30分500円でボールとセットで貸している。
開設初日から若者のグループや家族連れなどが利用し、多い日には一日10組以上の予約が入り、終日コートが埋まることも。青い海と空、白い砂のロケーションも相まって若者が快活にプレーを楽しむさまは、健全なビーチリゾートの雰囲気をつくり出している。
原田支部と一体になって同海水浴場からの違法営業排除、健全化、にぎわい創出などに取り組む「白浜オーシャン管理機構(略称=SOMA)」の佐々木文夫理事長は「白浜大浜を泳ぐだけでなく、砂浜で遊びやスポーツを楽しむことができるビーチリゾートにしたい。ビーチバレーはその第1弾。来年以降、コートの増設、新たなレクリエーションの導入も検討したい」と話した。