「千鶴丸を供養」 〝大河効果〟で来訪者増 伊東・最誓寺に地蔵尊

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送を受け、伊東家にゆかりのある、伊東市音無町の最誓寺(戸田孝雄住職)を訪れる人が増えている。本堂には源頼朝と伊東祐親の息女、八重姫との間に生まれた千鶴丸を供養するために造られたという仏像が祭られている。
 仏像は高さ約70センチの木製の地蔵尊。黒く着色されている。八重姫が奉祀(し)したと伝えられているが、2003年、上原美術館(下田市)は、構造から室町時代に造像したと鑑定した。戸田住職によると、八重姫が存命だった時代から、100年以上経過しており、伊東家の子孫が千鶴丸のために造ったのではないかと推測する。
 戸田住職は「八重姫と千鶴丸にまつわる逸話や先代からの口承は諸説ある。数百年前の出来事に思いをめぐらす。そこが歴史の面白さだと思う」と笑顔で話した。
 同寺は1965年、市指定文化財第1号の史跡、伊東家の墓がある。現在も盆や彼岸には、伊東家にゆかりのある人たちが全国から集まる。

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