国際色豊かに開幕 3年ぶり盛大にパレード―下田・黒船祭

 3年ぶりの開催となる第83回黒船祭(執行会主催)が21日、下田市で開幕した。コロナ禍であることを考慮し、期間を通常の3日から2日間に短縮。初日は時折小雨の降る天候となったが、メイン行事の記念式典や公式パレード、開国市といった伝統行事を盛大に繰り広げ、市内は祭り一色となった。22日まで。
 
 下田公園で開かれた記念式典には米軍、自衛隊、県、国、市内各種団体の代表者、姉妹都市首長ら約350人が出席。日米の国歌演奏と国旗掲揚の後、執行会、関係機関の代表25人が開国記念碑に花輪をささげ、日米友好の礎を築いた先人に感謝と敬意を表した。
 あいさつで執行会名誉会長の川勝平太知事は「黒船祭はポストコロナを見据えた新たな一歩を踏み出し、人々に勇気と未来への希望をもたらした」と称賛。会長の松木正一郎市長は「日米が手を携え、黒船祭から平和のメッセージを世界に発信したい」と述べた。
 この後、公式パレードが同公園をスタート。米海兵隊カラーガードを先頭に米海軍第7艦隊音楽隊、県警音楽隊、海上自衛隊横須賀音楽隊を含む約340人、来賓のオープンカーなど車両20台が市内目抜き通りを約1時間にわたって行進した。沿道に詰め掛けた市民や観光客は日米の小旗を振るなどして国際色豊かなパレードを楽しんだ。
 家族で見物に訪れた東伊豆町稲取の公務員佐々木裕子さん(42)は「昔から親しんできたイベントが復活し、コロナ禍でようやく日常が戻ってきたように思えてうれしい」と話した。

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