函南町桑原の十国峠パノラマケーブルカーは10月16日、開業70周年を迎える。周年記念事業第1弾としてケーブルカーのヘッドマークを周年デザインに新調した。10月には記念グッズの販売やイベント開催などを予定し、美しい眺望へと観光客を運んできたケーブルカーの節目を盛大に祝う。
ヘッドマークはシックな青色で、十国峠から70年間変わらずに望むことができる富士山を描き、70と大きく記した。十国号と日金号の両車両に8月下旬に整備した。山麓駅にはポスターを掲出して周年をPRしている。
周年イベントは10月17、18日を予定し、計画を進めている。キッチンカーによる飲食販売や動物との触れ合いブース、記念グッズや限定メニューの販売などを見込む。
同ケーブルカーは1956年に開業し、職員の丁寧な管理、手入れにより車体は70年変わらずに使い続けてきた。老朽化による設備更新で、来夏からはケーブルカーに代わり「スロープカー」が麓と山頂を結ぶ。
担当者は「現在の車体には70年の歴史が詰まっている。乗りに来て昔の思い出を回想してほしい」と話す。
