伊東市は18日、「第80回按針祭」(8~10日)の来場者数を発表した。節目を記念して例年の倍となる2万発を打ち上げた、祭りのクライマックス「海の花火大会」には過去最多の26万人が訪れた。市は2万発を大きく打ち出したポスターや80回をPRした掲出物などによる宣伝が奏功した―と分析した。
海の花火大会の来場者は昨年より8万人増えた。昨年は天候不良の影響で来場者が少なかったこともあるが、第61、62、70回に記録した25万人を1万人上回った。
初日の灯籠流し・灯籠流れ打上花火は4万五千人(昨年比5千人増)、2日目の太鼓合戦・太鼓の響き打上花火は1万7千人(同2千人増)で、大規模な周知による波及効果が見られた。
一方で、道路渋滞や交通機関が混雑するなど課題も多かった。市は海の花火大会の来場者増加を見越して駐車場も増設したが、早くに満車になるなどの混乱を招き、警備員らに苦言が届いたという。
また、例年通りの臨時電車とシャトルバスを用意したが間に合わず、JR伊東駅前は午後11時ごろまでごった返した。終電終了後に上下線各1本の臨時列車を運行して対応した。
市観光課の太田靖久課長は「警察や消防、交通機関などを交えた反省会を開き、今後の運営に生かしていきたい」と話した。
