「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉に熱海市を盛り上げて来たイベント「熱海怪獣映画祭」が、最大の危機を迎えている。開催予算の柱となる公的支援の採択金額が例年の半分以下となり、従来規模での開催が不透明な状況だ。現状を打破しようと30日まで、クラウドファンディング(CF)に挑戦し、同映画祭のバトンをつなごうと奮闘している。
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同映画祭は、同市が数々の怪獣映画で舞台となったことに注目した有志が熱海を盛り上げようと立ち上げ、今年で9回目となる。来場客数は年々伸び、昨年は2日間で延べ2500人を集めた。
イベントの目玉は映画館さながらの音響設備を用いた特撮・怪獣映画上映で、監督や名クリエーターを招いたトークショー、一般市民も楽しめるビール祭りなども繰り広げる。開催資金の半分を公的支援でまかなってきたが、現在の資金では簡易的映画装置による限られた作品上映が限界だという。
CFは100万円をスタートに50万円ずつネクストゴールを設定し、最大600万円を目指す。返礼品には限定グッズやクリエーターとのコラボリターンなど同映画祭ならではの品をそろえる。支援金は同映画祭拡充費用に充てる。CFを通じ、公的支援に頼ってきた姿から脱却も図りたい考えだ。
主催する一般社団法人熱海怪獣映画祭の水野希世代表は「映画祭を通して熱海のファンも増えている。灯を絶やす訳にはいかない。みんなで映画祭を作り上げ、次につなげたい」と力を込めた。
CFの詳細・支援は大手CFサイト「キャンプファイヤー」へ。
