下田市の蓮台寺地区で21日、「しだれ桃の里まつり」(実行委員会主催)が開幕した。天神神社の階段には118段のひな飾りがお目見えし、住民や観光客を楽しませている。しだれ桃は現在二分咲きで、3月下旬ごろに見頃を迎えそう。まつりは4月5日まで。
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例年は毎日飾っていたひな飾りは、担い手不足などの影響で期間中の土、日曜日の計6日間のみ飾る(雨天時中止)。地元の下田高生らが協力し、約400体の人形を飾り付ける。
初日から多くの人が見学に訪れ、春の温かな陽気の中で壮観な光景を楽しんだ。北海道から来た70代男性は「初めて見た。とても圧巻できれい」と笑顔を見せた。
同神社前の広場で実施した開会式で実行委員長の稲葉直さんは「来てくれた人が満足して帰り、来年に『また来たよ』と言ってもらえるようなまつりにしたい」とあいさつした。同校吹奏楽部が「春よ、来い」などを演奏して盛り上げた。
白やピンク450本
周辺も含めて約450本が植わる「しだれ桃の里」では、白やピンク色の花がちらほらと咲き始めている。同神社にある国指定重要文化財「大日如来坐像」の特別開帳、地元作家の芸術展、売店での地場産品の販売なども催している。
ひな飾りの展示時間は午前9時半~午後3時半。問い合わせは市観光協会〈電0558(22)1531〉へ。
