南伊豆町の青野川で27、28日夜、発光ダイオード(LED)を光源とする青い光の球「いのり星」を流す「夜桜☆流れ星」が10年ぶりに開かれた。水面(みなも)をゆっくり流れるいのり星はまるで天の川のようで、ライトアップされた桜とともに来場者を魅了した。1日も実施される。
開催中の「第28回みなみの桜と菜の花まつり」(実行委員会主催)の関連イベントで、町制施行70周年記念として復活した。春まち橋から湯けむり橋付近までの約400メートルに3千個のいのり星を流した。
27日は午後6時になると桜並木がライトアップされ、関係者がいのり星を放流した。優しい青い光がゆらゆらと流れ、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。来場者は河川敷や橋の上から眺め、写真撮影などを楽しんだ。
群馬県から前泊して来た石原俊彦さん(73)は「昔やっていた時に感動したのを覚えていて、昨秋に観光で来た時に再びやることを知ってまた来た。やっぱりきれい」と話した。
復活のきっかけとなったのは、「子どもの時に見たあの美しい光景を2歳の息子にも見せたい」といった同町出身の小沢蕗奈(るな)さん(23)の思いだった。息子と一緒に訪れていた小沢さんは「念願がかなってうれしい。息子も『きらきら』『ブルー』と喜んでいて、記憶に残ったらうれしい」と笑顔を見せた。
時間は午後6時~7時半ごろ。問い合わせは町観光協会〈電0558(62)0141〉へ。
