伊豆市土肥の土肥金山を運営するゴールデンパーク土肥(東野美彦社長)は31日から、トゥクトゥクのレンタルサービスを試験的に始める。駿河湾フェリー土肥港の2次交通改善を目指した取り組みで、土肥に起業移住した加藤智尋さん(31)=神奈川県横須賀市出身=のアイデアから生まれた。地元金融機関や地域活性ファンドなども協力し、新しい土肥観光の足を探る。
トゥクトゥクは3人乗りを6台用意し、土肥金山と駿河湾フェリー乗り場に貸し出し拠点を設ける。普通自動車免許を持つ70歳未満の人が運転できる。レンタル料は2時間2千円(税込み)で、2時間以降1時間当たり千円が加算される。保険料が別途発生する。
加藤さんは西伊豆町のグランピング施設を運営する合同会社の代表社員を務める。近隣の土肥でも新たに事業を始めようと、土肥で起業したい人が事業計画を競う「西伊豆未来デザインコンテスト」(実行委員会主催)に挑戦し、トゥクトゥクのレンタル事業を提案した。加藤さんはコンテストで入賞はしなかったが、実行委の三島信用金庫やゴールデンパーク土肥の親会社で西伊豆一帯の観光振興を図る投資ファンド「プロスパー」(東京都港区)らが加藤さんの案に興味を持ち、実用化へ動いた。
トゥクトゥクのレンタルサービスは県の駿河湾フェリー土肥港2次交通改善事業業務委託として行い、委託契約料2千万円を活用する。加藤さんは「珍しい乗り物で土肥の風を感じてほしい」とPRする。
レンタルサービスは3月8日まで。
