県東部地域初の防災道の駅に選定された、伊豆市の道の駅・伊豆月ケ瀬で15日、第12回「道の駅リレー防災セミナー」(同駅、NPO法人人と道研究会主催)が開かれた。講演やパネルディスカッションを通じて、道の駅の役割について学んだ。
会場には市民、行政関係者ら約100人が訪れ、耳を傾けた。パネルディスカッション「半島の災害と道の駅の役割~能登の教訓を伊豆へつなぐ~」では、菊地豊市長や能登半島地震で被災した道の駅・のと里山空港の駅長らが意見を交わした。
菊地市長は大地震発生時の観光客の避難誘導や長期避難による住民のコミュニティー維持などにも触れ、「各市町での対応はもちろんだが、伊豆半島の広域、各団体との連携も不可欠。計画し、準備していないことはできない。この駅を活用し、伊豆半島の道の駅を連携させながら、対応可能な体制づくりを進めたい」と力強く語った。
講演では防災拠点としての備えの大切さ、観光や地方創生に関するまちづくりにも道の駅が大きな役割を果たしている点も紹介された。セミナーは同法人が全国各地の道の駅でリレー形式で開いている。
