台風15号で大きな被害を受けた伊東市の吉田・川奈地区に8日、気象庁が調査に入った。目撃者への聞き取りや倒木などの状況を確かめ、担当者は「相当に強い突風が吹いたのは間違いない」との見解を示した。今後、資料を分析し、竜巻や突風などどのような災害が発生したかを調べる。
伊豆伊東高やユニクロ伊東店などを視察した。伊豆伊東高では倒木やがれきの飛来、ベンチが飛ぶなどの被害があった。校訓碑も25センチほど動いた。調査にあたった横浜地方気象台の上清直隆次長は「解析担当に情報を回し結果を発表したい」と述べ、「竜巻注意報が出たら外へ出ず、頑丈な建物に入ってほしい」と呼びかけた。
調査結果は近日中にウェブ上で公表する。
■軽傷1人、住居半壊3件 被害状況県まとめ
県は8日、伊東市の被害状況をまとめた。同日午前6時までに把握されたのは人的被害が軽傷1人、物的被害は住居半壊3件、公共建物の被害が1件だった。
市は「罹災(りさい)証明書」「被災証明書」の申請を、社会福祉課で受け付けている。証明書は公的な災害支援を受ける際に必要になる。
