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台風15号で浸水、突風で被害甚大 1時間90ミリ猛烈な雨―伊東

 台風15号の影響で県内に線状降水帯が発生し5日、伊東市内は激しい雨に見舞われた。吉田付近では突風が起きたとみられ、けが人が確認された。各所で道路浸水や土砂崩れ、倒木が頻発し家屋や車両にも被害が出た。

 鎌田では降り始めからの雨量が332ミリに及んだ。特に午後1時半~2時半にかけての1時間は、90ミリに達する猛烈な雨が降った。
 中心市街地では各所で道路が冠水した。特に伊東駅付近の松原ガードは1メートルほどの深さまで水につかり、巻き込まれた車両が動かなくなって一時不通になった。付近の商店は床上浸水し、従業員は「ものの数分で水が入った」と話す。
 朝から国道135号の赤坂交差点付近で倒木があり、各所の市道も通行止めになった。川奈駅付近では土砂崩れがあり家屋や車両に被害があった。赤坂交差点付近でものり面が崩れた。
 JR伊東駅前は電車の運休により午後3時ごろ、行き場のない観光客であふれた。特に半分程度は外国人客だった。
 伊豆伊東高校と小中学校、公立幼稚園は全て休業。公立保育園は警戒区域の宇佐美のみ、保護者の迎えを呼びかけた。市は避難所も開設した。
 
 ■竜巻発生か 川奈で突風被害多数

 吉田では午後2時15分ごろ、突風が発生したとみられ、商業施設や、事業所の看板、伊豆伊東高校などに大きな爪痕を残した。駿東伊豆消防本部によると、ユニクロ伊東店から「屋根が半分吹き飛び、30代女性が左肘から出血」と通報があったという。店舗からは剝がれた屋根が垂れ下がり、付近には吹き飛んだ屋根が散らばっていた。市内には朝から竜巻注意報が発令されていた。
 伊豆伊東高のグラウンドには、隣接するユニクロから飛んできたとみられる屋根が散乱した。同校敷地内では倒木や車の横転も起き、教職員は台風の後始末に追われた。同校は同日、台風に備えて休校したため生徒はおらず、教職員含め人的被害はなかった。
 池田将章校長は「急に暗くなり、聞いたことのないような音が聞こえ、外を見たら屋根が落ちていた。生徒を登校させていなくて良かった」と振り返った。
 土に埋めて厳重に固定していた看板が根本から抜けた三共自動車工業は「竜巻だと思うけど見ていないから分からない。2回くらい風が吹いたと思ったら、こうなっていた」と話した。

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