伊豆半島ジオパークの世界再認定に向け現地審査を終えた海外審査員2人が9日、伊豆市修善寺のジオリアで会見した。同日まで5日間にわたった審査について2人は、住民が力を合わせ、ジオサイトを保全し、発展させようとしている姿勢を高評価した。
現地審査を担当したのはいずれも地質学者で、60代の中国籍男性と30代のインドネシア国籍女性の2人。2人は、西伊豆町の堂ケ島、下田市の白浜神社などを回り、ジオサイトの保全活用状況などを調査した。男性審査員は「地質学的に特徴がある風景だけでなく、地元の皆さんのもてなしや友情を感じる印象的な5日間だった」と振り返った。女性審査員は「ジオパークの発展に大切な地域社会のサポートが素晴らしいと思った」と述べた。
美しい伊豆創造センター(美伊豆)会長の菊地豊伊豆市長は再認定への手応えについて「大丈夫だと思う」と自信を示し「これからも息の長い活動に取り組みたい」と力を込めた。美伊豆の伊豆ジオ担当理事の山下正行伊豆の国市長は「改めて伊豆ジオのポテンシャルの高さを認識した。さらにレベルアップを図りたい」と語った。
世界ジオパークの認定は4年ごとの審査で更新される。伊豆ジオの前回再審査は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年ずれ込み2022年に再認定された。2度目の再認定を目指す今回の結果は9月中にも判明する。
