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「59ZUBAAN!」を全国に 三島市の企業の社員グループ

 三島市一番町のIT関連事業、サイト運営などを手がけるジェーピーツーワンの社員有志でつくるグループ「アスタワークス」は、昨年10月から今年1月にかけて、手作りの的当て遊具「59(ごうきゅう)ZUBAAN!」を県内の特別支援学校を含む小学校432校に寄贈した。この取り組みを全国に広げていくため、現在クラウドファンディング(CF)の立ち上げを準備している。

 同遊具はコロナ禍で遊びが制限された子どもたちのためにできることをしようと企画した。有志3人が一つ一つ手作りし、要望のあった学校に直接届けた。子どもたちの喜ぶ姿を見てうれしくなるとともに「ここでこの活動を終わりにして良いのか」と思うようになったという。また、各学校で「ボールの投げ方が分からない子どもが増えた」「子どもたちの投力が落ちている」などの声を聞き、子どもたちが楽しく遊びながら投げる力を身につけることができる同遊具を全国に広げることを決めた。
 現在、全国の自治体に希望数を尋ね、必要数を取りまとめている。クラウドファンディングは数に応じて金額を設定して行う予定という。有志グループの尾山一郎さんは「多くの子どもたちに楽しく、遊具がボロボロになるまで遊んでほしい」と話す。
 7日に市役所を訪れ、豊岡武士市長にこれまでの取り組みと、今後の展望を説明した。豊岡市長は「子どもたちが投げることを学ぶことができる本当に良い物で、大変ありがたい」と感謝を述べた。

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