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伊豆市でもベンチPJ開始へ 田方建設業協と協働

 伊豆の国市の手作りベンチを置いて住民の交流促進を図る「ベンチプロジェクト」が、伊豆市でも展開される。伊豆市と田方建設業協会が協働して、地域の実情に即したより活用したいベンチとなるよう進めていく。29日夕には、同協会主催の「〝福建協働〟地域力向上セミナー」が伊豆の国市古奈のおおとり荘で開かれた。
 セミナーには、会員、両市の職員約30人が参加した。「ベンチプロジェクト・居場所づくり」を演題に、伊豆の国市保健福祉・こども・子育て相談センター保健師の古野真実子さんと伊豆市長寿介護課主幹の竹本実千代さんが講演した。
 古野さんは、1人暮らしの高齢者が腰掛けて会話をしたり、小学生が立ち寄り交流が生まれたりと伊豆の国市内に59基置かれている手作りベンチの実施事例を紹介。店の人が座っている人に声を掛けるなど見守りの目にもなっていること、高校生が製作側として地域の担い手に参画していることなども伝えた。
 竹本さんは、伊豆市の高齢者を取り巻く環境などを語り「農作業、買い物の休憩、公民館で集いの場としての活用に加え、体力や機能の維持・改善に役立つ、介護予防の要素も加えたベンチの製作はできないだろうか。それぞれの専門性を生かし、活用してもらえるベンチを皆さんと考えていきたい」と期待した。
 土屋龍太郎会長は「ベンチを作る過程で建設業者と住民と交流が生まれるベンチプロジェクトを通して、非常時対応や日常の社会活動も含め、建設業者が暮らしを守る産業として福建協働、地域福祉の一役を担うことができるのではないか」と呼び掛けた。
 福建協働は、住民の暮らしに密着した活動を展開する「福祉関係者」と地域密着型産業を掲げる「建設業(団体)」が連携して活動することで、暮らしやすい地域づくりを推進する「地域力向上」を目指す活動。土屋会長が考案した。

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