• NEW
    伊豆新聞本社 採用情報

土砂崩れ相次ぐ 伊東、東伊豆 国道通行止め

 活発な梅雨前線などの影響により伊豆半島では4日、局地的に激しい雨に見舞われ、各地で土砂崩れなどの被害が相次いだ。国道135号は土砂崩れのため、伊東市赤沢と東伊豆町白田で通行止めとなった。伊豆急線も一時全線で運転を見合わせた。

■赤沢で土砂崩れ 国道通行止め
 4日午前4時ごろ、伊東市赤沢の国道135号で道路脇の斜面が崩れ、土砂が道路をふさいだ。同5時半から全面通行止めとなり、市道八幡野草崎線に迂回(うかい)措置が敷かれた。巻き込まれた車や、けが人はいなかった。復旧の見通しは立っていない。
 県熱海土木事務所によると、雨の影響で土砂が崩れ、落石などを防ぐ金網が土砂の重さに耐えきれず破れ、道路に流れ出たという。同事務所の担当者は「雨や風が強くて、ドローンを使った現場検証ができない。復旧には時間がかかりそうだ」と話した。
 現場は赤沢海岸入り口交差点から約300メートル東伊豆町寄り。

■土砂崩れ、車乗り上げる―東伊豆・白田
 4日午前3時50分ごろ、東伊豆町白田の国道135号で「崩れた土砂に車が乗り上げた」という旨の110番通報がドライバーからあった。車前部が壊れ、けが人はなかった。
 事故現場は白田交差点から稲取方面に約900メートルの道路上で、大量の土砂が山側から流出し道路をふさぐような倒木もあった。車は土砂や倒木を回避できず突っ込んでしまい前方部が壊れてオイルが漏れ、レッカー処理が必要になったという。

■県道下田松崎線一時通行止め
 下田市と松崎町間の県道下田松崎線(婆娑羅峠)で沢からの土砂が道路上に流出し、4日の朝に一時通行止めとなった。重機が出動し午前8時25分ごろまでに通行可能となった。
 松崎町小杉原側では数カ所で土砂が路面に広がり、早朝から重機が除去作業をした。下田市加増野側では道路沿いの果樹農地が冠水して土砂や枝が路面に流出し、住民が雨の中で撤去作業をした。
 松崎町では明伏と雲見で各1件ずつ、人家の裏山が崩れ土砂が家屋におよぶなどの被害があった。

■熱川で雨量172ミリ観測
 県の運用するサイポスレーダー(土木総合防災情報)によると、東伊豆町・熱川で3日午後10時の降り始めから4日午前9時までに172ミリの雨を観測した。4日午前3時~4時には時間雨量52ミリを記録した。

■伊豆急全線上下14本運休
 伊豆急線は沿線7カ所の観測地点で雨量計が規制値に達したため、4日午前5時18分の始発から伊東―伊豆急下田間の全線で一時運転を見合わせた。8時25分の運転再開までに上下14本(上り8本、下り6本)が運休し、約350人に影響が出た。

■北川に避難勧告1人が利用
 東伊豆町は4日午前4時15分ごろ、北川地区(115世帯215人)に土砂災害警戒のため避難勧告を出した。北川地区防災センターに避難所を開設し、午後2時までに1人が利用した。

      社会

      最新記事

      伊豆新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      ニュースカレンダー

      アクセスランキング