沼津市戸田の御浜海岸で18日夜、夜光虫が出現した。波が打ち寄せるたびに青白く光り、海岸一帯に幻想的な光景が広がった。
夜光虫は海水温が上昇する春先から秋にかけて多く発生し、夜間は波などの物理的な刺激に反応して青白く発光する性質を持つ。赤潮を発生させるプランクトンの一種ともされる。同海岸では御浜岬公園から北に100メートル以上にわたり夜光虫が確認でき、戸田湾の穏やかな波が打つたび「天の川」のように光輝いた。
湾内は同日の日中、広範囲に赤潮が発生し、戸田漁協製氷冷凍工場周辺から戸田観光案内所前までの海が赤く染まった。同工場で働く塩崎敦彦さんによると、黒潮大蛇行の期間中(2017年8月~25年4月)はこれほど大規模な赤潮は見られなかったという。「大蛇行が終息したせいだろうか。落ち込んだ漁獲の回復に期待したい」と話した。
戸田湾周辺の夜光虫は、夏ごろまで見られるという。
