解散に伴う伊東市議選(定数20)が12日、告示される。田久保真紀市長に対する再度の不信任決議案への賛否を最大の争点として、前職18人と新人12人の計30人が立候補に向けた準備を進めている。市街地中心部では告示日と秋祭りが重なる異例の日程となったため、出陣式を取りやめた陣営も多い。
選挙戦では、▽市議会を解散した市長▽不信任を出した市議会―の2者に対する是非が大きな争点になる。田久保市長の失職回避には、市長派候補者を7人以上当選させる必要がある。ほかに商店街活性化や環境美化、市政透明化に言及する候補予定者が多い。
12日は午前8時半~午後5時、市役所で立候補の届け出を受け付ける。期日前投票所は5カ所で、13~18日は市役所と伊東ショッピングプラザ・デュオ、
14~17日が宇佐美・八幡野コミュニティセンターと生涯学習センター荻会館。
投開票は19日。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は5万6955人(男2万6849人、女3万106人)。
■田久保市長コメント
田久保市長は間近の選挙戦について「一人でも多くの市民に関心を持ってもらい、政策の方の論戦を期待している」と述べた。
