解散に伴う伊東市議選(定数20)の立候補予定者30人に対し、本紙と伊東記者クラブは、選挙後の再提出が予想される市長不信任決議案に関するアンケートを実施した。田久保真紀市長に失職を迫る不信任賛成は25人、市長の続投を望む不信任反対は1人にとどまった。アンケート通りなら田久保市長の失職は避けられないが、告示までに情勢が変化する場合もある。
アンケートは、▽再度の不信任決議(※)への賛否(選択式)▽不信任決議賛否の理由(記述式)▽田久保市長を支持するかどうか(選択式)―を質問した。現在分かっている立候補予定者の全30人中、28人から回答を得た。
2度目の不信任決議への賛否は、「賛成」「反対」の2択で回答を求めた。反対は1人で、記載なしや無回答の4人を加えても、田久保市長の失職回避に必要な7人には届かない。
不信任決議の賛否の項目で、川崎治氏は回答しなかった。シュタインマン信子氏は欄外に「未定」と書き加えていた。本紙では未定とする場合、態度表明の期日を明らかにするよう要望したが、期日に関する回答は得られなかった。
出馬が確実視される梅田和江氏と古川勇貴氏は、期日までに全問で回答がなかった。
(※)不信任決議 議会が市長の失職を迫る決議で、地方自治法第178条に基づく。伊東市議会は9月1日に全会一致で不信任を可決し、田久保市長は10日に議会を解散して対抗した。市議選後に初めて招集される議会で再度の不信任決議案の提出が想定されており、3分の2以上が出席して過半数の賛成があれば、田久保市長は強制的に失職する。
■メガソーラー計画賛否も 本紙アンケート
市議選の立候補予定者30人に対し、伊豆高原メガソーラー計画への考えを問うアンケートを、本紙と伊東記者クラブは実施した。内訳は反対26、賛成1、分からない1、無回答2だった。
伊豆高原メガソーラー計画への考えについて「反対」「賛成」「分からない」の3択で回答を求めた。前職は18人全員が反対だった。シュタインマン信子氏は反対に印を付け、「ただし現状を知り現実的対応が必要」と付記した。
分からないは遠藤道弥氏、賛成は金井文昭氏だった。金井氏は「地球温暖化への対応は必要」と話した。無回答は梅田和江氏と古川勇貴氏。
市議会は2017年、「伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)建設計画等伊東市における太陽光発電所建設に伴う開発行為に対する反対決議」を全会一致で可決し、18年に規制条例を制定している。
