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ヘダ号、ふね遺産へ 本格的洋式帆船—沼津戸田

 沼津市戸田で幕末に建造された「ヘダ号」が19日、日本船舶海洋工学会の「ふね遺産」に認定された。幕末にロシア人技術将校指導により、地元の船大工が造り、洋式船建造の礎となった帆船。20日に行われた戸田造船郷土資料博物館の開館50周年記念式典で報告された。
 歴史的に価値のある「ふね関連遺産」を社会に周知し、文化的遺産として次世代に伝えようと、2017年に始まった。第1回は日本建造練習帆船「日本丸」など9件、第2回は昭和初期の現存貨客船「氷川丸」など8件が認定されている。第3回目の今回から非現存船も対象となり、ヘダ号も含め7件が認定された。
 ヘダ号は、駿河湾に沈んだロシアの軍艦ディアナ号に乗っていたプチャーチン提督と乗組員が帰国するために造られた。同号から運び出された「スクーナー型」といわれる帆船の設計図をもとにし、言葉の違いなどさまざまな困難を乗り越え完成させた。ヘダ号は現存していない。
 東京都で開かれた認定式に出席した奥村篤教育長は式典のあいさつの中で「皆さん共に喜びを分かち合いたい」と語った。
 ヘダ号の模型や設計図(県指定文化財)、当時使用していた大工道具は、同博物館で所蔵し、常設展示されている。認定証は同博物館で展示する予定。

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