河津町峰の町営「河津バガテル公園」は、春バラシーズンを迎えた。早咲きの大輪種やつるバラ系が開花し、色鮮やかな花が訪れる人たちを楽しませている。同公園は3月末で観光施設としての営業を終え、バラ園も9月で管理を終了するため、事実上最後のバラシーズンとなる。入園無料。
フランス式庭園のバラ園に、約1100種・6千株が植わる。管理スタッフによると、開花状況は例年並みで、大型連休中は大輪系、その後は中輪系つるバラの房咲きが楽しめるという。最盛期は5月中旬以降に迎える見込み。
昨年まで「春バラまつり」の開幕日としていた28日は好天に恵まれたこともあり、県内外から訪れた人たちがバラ園の散策を楽しんだ。大輪に顔を近づけて香りを確かめたり、スマホのカメラを向けたりする姿が見られた。神奈川県開成町から訪れた50代の夫婦は「毎年ここに来ている。バラ園がなくなると知り、最後を見たいと思った」「これだけのバラ園がなくなるのはもったいない。残す手だてがあればいいのに」と口々に話した。
管理スタッフは「来園者に『どうなるのか』と聞かれることも多い」と漏らしつつ「最後かもしれないけれど、手を掛けてきたバラなので皆さんに見てほしい」と語った。
開園時間は午前9時~午後4時。春バラシーズンの6月末までは無休。問い合わせは町企画調整課〈電0558(34)1924〉へ。
